横浜市港南区で新築戸建てか中古マンションか?暮らし方と将来の売却から考える

横浜市港南区

中島 明

筆者 中島 明

不動産キャリア11年

お客様と正面から向き合わさせていただきます。


マイホームの購入を考え始めたとき、新築の一戸建てにするか、中古のマンションにするかで気持ちが揺れる方は少なくありません。駅に近くて便利なマンションにも惹かれる一方で、庭のある一戸建てでのびのびと暮らすイメージも捨てきれず、物件情報を見比べるほど決めきれなくなってしまうこともあるでしょう。

 

横浜市港南区で、新築戸建てを購入するか中古マンションを購入するかで迷っている、というご相談は、私が住まい探しのお手伝いをするなかでもよくいただくものです。今回は、それぞれの住まいの特徴と、選ぶ際に私が大切にしている視点についてお話しします。


 

マンションは立地と管理の手軽さが魅力


先にお伝えしておくと、マンションと一戸建てのどちらが有利かは、一概にはいえません。それぞれに良さと気をつけたい点がありますので、まずは両方の特徴を並べて見ていくことが、ご家族に合った住まいを選ぶための出発点になると私は考えています。

 

私はこれまで不動産仲介や不動産売買の仕事に加え、FPとしての相談業務にも携わってきましたので、建物の違いだけでなく、お金や将来の計画も含めてこのご相談に向き合うことを大切にしてきました。

 

マンションのメリットとしてまず挙げられるのが立地条件です。一般的に駅や商業施設へのアクセスが良く、生活の利便性が高い物件が多く見られます。高層階であれば、眺望の良さもマンションならではの魅力のひとつといえるでしょう。

 

共用部分の清掃やメンテナンスは管理会社が担ってくれますし、24時間ゴミ出しができるマンションもありますので、お仕事などで忙しい方にとってはありがたい環境です。物件によっては、スポーツジムやラウンジ、ゲストルームといった共用施設を備えていたり、非常用発電設備や防災倉庫が設けられていたりすることもあります。暮らしを支える設備や管理の手軽さを重視される方にとって、マンションは心強い選択肢になります。

 

集合住宅ならではのルールや制約も知っておきましょう


一方で、マンションには集合住宅ならではのルールや制約があります。例えばリフォームをする場合、室内であっても管理規約によって工事の内容や方法が制限されることがありますし、玄関ドアや窓、バルコニーといった共用部分については、リフォームできない場合がほとんどです。

 

管理組合の方針によって修繕計画やルールが左右されたり、管理費や修繕積立金が将来値上げされたりする可能性もあります。生活の面では、上下階や隣の部屋との生活音のトラブル、駐車場の数やバイク・自転車の台数の制限、エレベーターが停止したときに高層階への移動が難しくなるといった問題も考えられます。

 

ペットとの暮らしを考えている方も、ペット可の物件であっても種類や大きさに制約が設けられていることが多い点には注意が必要です。中古マンションを検討する場合には、こうした管理規約や管理の状態を、購入前に確かめておくことが欠かせません。購入してから知ったというのでは、思い描いていた暮らし方ができなくなってしまうおそれもあります。

 

一戸建ては暮らしに合わせて住まいを育てられます


これに対して一戸建てのメリットは、なんといっても自由度の高さです。家族構成や暮らしの状況の変化に合わせて、リフォームや増改築を行うことも可能ですし、収納についても、極端な狭小物件を除けば、マンションと比べて比較的多く確保できます。

 

暮らしの変化に合わせて住まいに手を加えられる点は、一戸建ての大きな特長だと実感しています。

 

庭のプライベート性が高いため、DIYやガーデニング、バーベキューを楽しめるのはもちろん、お子さまやペットを遊ばせやすいのも一戸建てならではの良さでしょう。上下に住戸がありませんので、足音や生活音に気をつかう場面も少なくて済みます。

 

また、車やバイク、自転車を敷地内に置ける場合は駐車場の費用もかかりませんし、マンションと比べて駐車場へのアクセスもしやすくなります。お子さまの成長やご家族の変化に合わせて、住まいを少しずつ手直ししながら長く暮らしていきたいと考える方には、一戸建ては有力な選択肢になるはずです。

 

将来の売りやすさは立地と環境で変わってきます


住まいを選ぶ際には、建物の構造や築年数だけでなく、立地や管理状態、さらには将来売るのか貸すのかといった視点も含めて考えることが大切です。今は住み続けるつもりでも、家族の事情や働き方の変化によって、いずれ売却を考える時期が来るかもしれません。

 

住まいの売りやすさは、主に立地によって変わります。マンションの場合、いずれ売却する可能性があるのであれば、都心などへの交通アクセスが良い駅から徒歩7分以内で、管理の行き届いた物件を選んでおくとよいでしょう。中古マンションであれば、これまでの管理の状態を確かめることが、そのまま将来の売りやすさを考えることにもつながります。

 

一戸建ても立地は重要ですが、駅から徒歩10分以内になると価格がかなり高くなりますので、10分から15分前後を目安に考えてみてください。加えて一戸建ての場合は、利便性だけでなく、周辺に一戸建てが多い落ち着いた街並みといった環境も資産価値に影響を与えます。駅からの距離だけで判断せず、周りの街並みや住環境にも目を向けていただきたいと思います。

 

私自身、お引き渡し後も売却や買い替えのご相談に応じていますが、購入の段階で将来の選択肢まで考えておくことで、その後の判断もしやすくなると感じています。

 

毎月の費用だけで比べず長い目で住まいを選んでください


費用の面で比べるときにも注意したい点があります。マンションでは新築・中古を問わず、管理費や修繕積立金の支払いが毎月発生します。それに加えて長期的に見ると、クロスの張り替えやガス給湯器の交換など、管理費や修繕積立金以外の支払いも必要になります。

 

一戸建ての場合はマンションのような毎月の支払いはありませんが、だからといって住まいの維持にお金がかからないわけではありません。屋根や外壁の修理はいずれ必要になりますので、毎月の負担がないぶん、将来の修繕に備えた資金をご自身で計画しておくことが大切です。毎月の支払いの有無だけを見て、一戸建てのほうが維持費の面で有利だと考えてしまうのは早計です。

 

住まい選びで避けていただきたいのは、今の便利さや毎月の金額といった目先の条件だけで決めてしまうことです。私は物件探しのご相談を受ける際、丁寧なヒアリングを重ねて、お客さまが本当に求めている条件を整理することを心掛けています。

 

近年は物価高などの影響で、住まいの取得に不安を抱える方からのご相談も増えていますので、家計の状況を整理したうえで、無理のない住宅ローン計画をあわせて考えるようにしてきました。新築戸建てと中古マンションのどちらがご家族に合うのかを、暮らし方と将来の資金計画の両面から一緒に考えていければと思います。

 

まとめ


新築戸建てと中古マンションのどちらが有利かは一概にはいえず、今の暮らしやすさだけでなく、維持にかかる費用や将来の売りやすさまで含めて考えることが、納得のいく住まい選びにつながると私は考えています。

 

こんな方はご相談ください

・新築一戸建て購入か中古マンション購入か迷っている方

・港南区周辺で、暮らし方に合った住まいの種類から考えたい方

・将来の売却や維持費も含めて住まい選びを検討したい方

 

お問い合わせはこちら

https://onefinitas-estate.jp/contact/